Data.Win.ADODB.TCustomADODataSet.GetRecord
Delphi
function GetRecord(Buffer: TRecordBuffer; GetMode: TGetMode; DoCheck: Boolean): TGetResult; overload; override;
C++
virtual Data::Db::TGetResult __fastcall GetRecord(Data::Db::TRecordBuffer Buffer, Data::Db::TGetMode GetMode, bool DoCheck)/* overload */;
inline Data::Db::TGetResult __fastcall GetRecord(Data::Db::TRecBuf Buffer, Data::Db::TGetMode GetMode, bool DoCheck){ return Data::Db::TDataSet::GetRecord(Buffer, GetMode, DoCheck); }
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | protected | Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp |
Data.Win.ADODB | TCustomADODataSet |
説明
指定されたレコードへ移動します。
Data.Win.ADODB.TCustomADODataSet.GetRecord は Data.DB.TDataSet.GetRecord を継承しています。以下の内容はすべて Data.DB.TDataSet.GetRecord を参照しています。
指定されたレコードへ移動します。
GetRecord を使用すると、GetMode
パラメータによって指定されたレコードを取得することができます。
Buffer
パラメータは、レコード バッファを表すメモリ位置へのポインタです。
GetMode
パラメータは、レコード抽出モードを指定し、次の値をとることができます:
値 | 説明 |
---|---|
gmCurrent |
現在のレコードが取得されます。 |
gmNext |
現在のレコードの次のものが取得されます。 |
gmPrior |
現在のレコードの前のものが取得されます。 |
DoCheck
パラメータが True の場合、現在のレコードからデータを取得しようした際にエラーが発生し、grError が変えると、メソッドは信号を発します。
メソッドは、以下の意味の TGetResult 値を返します:
値 | 説明 |
---|---|
grOK |
現在のレコードからデータを取得しようとした際、エラーは発生しなかった。 |
grBOF |
データセットの開始部分にある場合、BOF(Begin of File)が返される。 |
grEOF |
データセットの終了部分にある場合、EOF(End of File)が返される。 |
grError |
現在のレコードからデータを取得しようとした際、エラーが発生した。 |
メモ: このメソッドは抽象メソッドです。すべてのデータセットは、必要に応じてオーバーライドしなければなりません。
関連項目