FMX.ImgList.TImageList
Delphi
TImageList = class(TCustomImageList)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TImageList : public TCustomImageList
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | FMX.ImgList.pas FMX.ImgList.hpp |
FMX.ImgList | FMX.ImgList |
説明
FireMonkey の画像リストは多重解像度ビットマップのコレクションです。
画像リスト TImageList は、GUI のさまざまなグラフィック要素に描画できる小さい画像（ボタン、メニュー項目、リスト コントロール上のアイコンなど）のコレクションを提供します。画像リストを使用すると、多数のアイコンや小さいビットマップを効率的に管理できます。
TImageList では、TCustomImageList に実装されている機能を継承するほか、Source および Destination プロパティと OnChange および OnChanged イベントが published と宣言されており［オブジェクト インスペクタ］で編集できます。
画像リストでは、多数の小さい画像を格納でき、それらをインデックスで取得できます。また、画像リストには、画像の格納や格納されている画像の取得および描画に役立つメソッドも用意されています。
イメージ リスト内のイメージは、ビットマップ、アイコン、PNG、GIF、JPEG のイメージです（TMultiResBitmap がサポートするいずれかのイメージ型）。アルファ ブレンドもまた、適切に動作します。
イメージ リストのキャッシュ サイズを調整して、イメージの読み込み時間を改善したり、イメージ リストのメモリ使用量を削減することができます。
「画像の一元的なコレクションとしての TImageList 画像リストの使用」では TImageList の使用法の概要を説明しています。
FireMonkey プロジェクトで画像リストを新規作成するのに必要な典型的な手順を解説したビデオや画像リスト エディタを使用して画像リストを編集する方法を解説したビデオを参照できます。画像リストの標準的な操作をプログラミングする方法の例を示す典型的なコードを提供する「FMX.ImageList サンプル」（英語版）が用意されています。「FMX.ImageList Sample」でプログラミングされている機能を解説したビデオも参照できます。