FMX.Layouts.TCustomScrollBox
Delphi
TCustomScrollBox = class(TStyledControl)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TCustomScrollBox : public Fmx::Controls::TStyledControl
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Layouts.pas FMX.Layouts.hpp |
FMX.Layouts | FMX.Layouts |
説明
スクロール領域(スクロール ボックス)を表すコントロールの基底クラス。
スクロール ボックスを一度使用すると、複数のグラフィック コントロール(ボタン、リスト ボックス、編集ボックス、ラジオ ボタンなど)が同じスクロール可能な親(スクロール ボックス自体)の下にまとめられます。 このように、比較的小さいフォームでも、まとめてスクロール可能にすることで多数のグラフィック オブジェクトを含むことが可能になり、グラフィカル ユーザー インターフェイス(GUI)上で場所を取らないようにすることができます。
その他に、スクロール ボックスを使って、フォーム内の複数の領域(ビュー)をスクロールさせることができます。 ビューは、市販のワード プロセッサや、スプレッドシート、プロジェクト管理アプリケーションなどで一般的に使われています。
-
- メモ: スクロール レイアウト(TScrollBox、TVertScrollBox、TFramedScrollBox、など)の子を、右端や下端に固定してはいけません。 スクロール レイアウトの Anchors プロパティが、
akBottom、 akRight
またはその両方に設定された場合、その子は、レイアウトのコンテンツ サイズが計算されている間、レイアウトの端までの距離を一定に保つため、伸長し続けてしまいます。 スクロール レイアウトの子は、左端または右端にのみ固定してください。
- メモ: スクロール レイアウト(TScrollBox、TVertScrollBox、TFramedScrollBox、など)の子を、右端や下端に固定してはいけません。 スクロール レイアウトの Anchors プロパティが、
-
- メモ: スクロール ボックスの Content によって占められる領域サイズが、コントロールの Size を超え、そのためにすべての コンテンツ がスクロール ボックス コントロールに一度に表示できない場合、スクロール バーを使用して、コントロール内でコンテンツをスクロールさせることができます。 Windows では、スクロール バーはデフォルトで表示されます。 しかしながら、OS X では、スクロール バーはデフォルトでは、表示されません。 OS X では、スクロール バーは、マウス ホイールを使用してコンテンツをスクロールしようとしたときに現れます。 スクロール バーを強制的にデフォルトで表示させるには、次のようなコードを使用します:
ScrollBox1.AniCalculations.AutoShowing := false;
- メモ: スクロール ボックスの Content によって占められる領域サイズが、コントロールの Size を超え、そのためにすべての コンテンツ がスクロール ボックス コントロールに一度に表示できない場合、スクロール バーを使用して、コントロール内でコンテンツをスクロールさせることができます。 Windows では、スクロール バーはデフォルトで表示されます。 しかしながら、OS X では、スクロール バーはデフォルトでは、表示されません。 OS X では、スクロール バーは、マウス ホイールを使用してコンテンツをスクロールしようとしたときに現れます。 スクロール バーを強制的にデフォルトで表示させるには、次のようなコードを使用します:
関連項目
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.Content
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.Size
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.AniCalculations
- FMX.InertialMovement.TAniCalculations.AutoShowing
- FMX.Layouts.TScrollBox
- FMX.Layouts.TVertScrollBox
- FMX.Layouts.TFramedScrollBox
- FMX.Layouts.TLayout