FMX.Types.TLang
Delphi
TLang = class(TFmxObject)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TLang : public TFmxObject
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Types.pas FMX.Types.hpp |
FMX.Types | FMX.Types |
説明
アプリケーションの文字列を翻訳するために使用します。
TLang を使用して、アプリケーションをローカライズするために翻訳できる文字列のリストを定義することができます。TLang コンポーネントをツール パレットからフォームに追加し、それをダブルクリックして 言語デザイナ を開きます。
言語デザイナでは、アプリケーションに含まれる文字列がすべて検索され、その文字列を翻訳する言語のリストを追加することができます。 元の文字列は最初の列に表示され、その翻訳を 2 番目の列に入力することができます。
[ファイルの保存...]を言語デザイナでクリックすると、すべての TLang 文字列をファイルに保存することができます。また、[ファイルの読み込み...]をクリックすると、既存のファイルを使用することもできます。
アプリケーションの言語を実行時に切り替える
言語の切り替えがうまくいかない特殊なケースがあり、それは、切り替え先の言語が英語(en
)の場合に発生します。回避策として、実行時に言語を切り替えるには、TLang.Lang を設定する代わりに LoadLangFromStrings を使用することを推奨します。次のコード スニペットは、LoadLangFromStrings の使用方法を示しています。
- メモ: 以下のコード スニペットは、言語デザイナに希望する言語を追加してあることを想定しています。
Delphi:
//Lang1.Lang := 'en'; // do not use this
LoadLangFromStrings(Lang1.LangStr['en']); // use this instead
C++:
//Lang1->Lang = "en"; // do not use this
LoadLangFromStrings(Lang1->LangStr["en"]); // use this instead