FireDAC.Comp.Client.TFDConnection.OnRecover

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Delphi

property OnRecover;

C++

__property OnRecover;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
event published
FireDAC.Comp.Client.pas
FireDAC.Comp.Client.hpp
FireDAC.Comp.Client TFDConnection

説明

DBMS への接続が失われた際に、発生します。

FireDAC.Comp.Client.TFDConnection.OnRecover は FireDAC.Comp.Client.TFDCustomConnection.OnRecover を継承しています。以下の内容はすべて FireDAC.Comp.Client.TFDCustomConnection.OnRecover を参照しています。

DBMS への接続が失われた際に、発生します。

OnRecoverイベント ハンドラは、次のパラメータを受け取ります:

  • ASender接続です。
  • AInitiator は、接続が失われているのを検知するオブジェクトです。
  • AException は、発生した問題を説明する例外です。
  • AAction は、この問題を処理するために FireDAC が行わなければならない アクション を決定します。

OnRecover を処理すると、問題の原因を分析し、FireDAC が問題をどのように処理しなければならないかを決定することができます。FireDAC がどのように問題を処理しなければならないかを決定するには、AAction の値を、次のいずれかの値に変更します:

アクション 説明

faDefault
(デフォルト)

ResourceOptions.AutoReconnectTrue の場合、再接続を試行します。
ResourceOptions.AutoReconnectFalse(デフォルト)の場合、接続を閉じて、AException を発生させます。

faFail

接続をクローズし、AException を発生させます。

faRetry

再接続を試行します。

faCloseAbort

接続をクローズし、現在のオペレーションを中止します。

faOfflineAbort

接続をオフライン モードに切り替え、現在のオペレーションを中止します。

FireDAC に接続を再試行させるには、次のいずれかを行います:

  • AAction の値を faRetry に変更します。
  • AAction の値は faDefaultResourceOptions.AutoReconnectTrue のままにします。

FireDAC に接続を再試行させる場合、FireDAC は接続を 3 回まで試行させることができます。3 回接続に失敗すると、FireDAC は接続を閉じ、AException を発生させます。

関連項目