System.Classes.RegisterComponents
Delphi
procedure RegisterComponents(const Page: string;
ComponentClasses: array of TComponentClass);
C++
extern DELPHI_PACKAGE void __fastcall RegisterComponents(const System::UnicodeString Page, TComponentClass *ComponentClasses, const System::NativeInt ComponentClasses_High);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | System.Classes.pas System.Classes.hpp |
System.Classes | System.Classes |
説明
[ツール パレット]の同じ Page
ページにすべて表示されるよう、ComponentClasses
のコンポーネント群を登録します。
RegisterComponents を呼び出すと、IDE にインストールされたパッケージ内で宣言された一連のコンポーネントを登録することができます。コンポーネントを登録すると、そのコンポーネントは[ツール パレット]に表示され、選択してフォームやデータ モジュールに配置することができます。登録されたコンポーネントは[オブジェクト インスペクタ]とやり取りすることができるため、ユーザーはプロパティやイベントを設定したり取得することができます。
Page
パラメータには、[ツール パレット]上でコンポーネントを表示するページ(カテゴリ)の名前を指定します。Page
の名前のカテゴリが既に存在する場合には、コンポーネントはそのページに追加されます。Page
カテゴリが存在しない場合は、[ツール パレット]の新しいページがその名前で作成されます。
登録するコンポーネントを ComponentClasses
パラメータとして渡します。
メモ: C++ では、
ComponentClasses_High
パラメータに ComponentClasses
配列の最後のクラスのインデックス(クラス数 - 1)を指定します。RegisterComponents は、カスタム コンポーネントを定義しているいずれかのユニットの Register 手続きの実装から呼び出します。その後、コンポーネントを定義したユニットをコンパイルしてパッケージを作成し、そのパッケージを IDE にインストールすると、カスタム コンポーネントが[ツール パレット]に表示されます。
ForceDemandLoadState を使用すると、登録済みコンポーネントのスマート読み込みを IDE で行うかどうかを指定することができます。
メモ: 登録した後で、コンポーネントを[ツール パレット]の別のページに移動することができます。移動すると、その後、コンポーネントは常に新しい移動先のページに表示されます。RegisterComponents をもう一度呼び出しても、コンポーネントが表示されるページは変わりません。
関連項目
- DesignIntf.ForceDemandLoadState
- [パッケージ](オプション)
- コンポーネント パッケージのインストール
- 設計時パッケージ
- コンポーネントの登録
- Register 手続きの宣言
- Register 手続きの記述
- RegisterComponents 手続きの使用
- IDE にインストール済み設計時パッケージにおけるコンポーネントで定義されたスタイルの使用
- System.Classes.UnRegisterClasses