System.Seek
Delphi
procedure Seek(var F: File; N: Integer);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure | public | System.pas | System | System |
説明
現在のファイル ポインタを指定の位置に移動します。
Delphi コードで Seek を使用すると、開いている型付きファイルまたは型なしファイルの指定位置まで移動することができます。F の現在のファイル ポインタの位置は、番号 N まで移動します(ファイルの先頭の番号を 0 とする)。
上記の構文で、F
は型付きファイル変数または型なしファイル変数です。F で指定されたファイルが開かれます。N
は Cardinal 型の式です。
ファイルを拡張するには、ファイル末尾の次のデータをシークします。つまり、ステートメント Seek(F, FileSize(F)) を実行すると、現在のファイル ポインタの位置がファイルの末尾に移動します。
メモ: {$I+} を指定した場合は、例外を使って実行時エラーが処理されます。{$I-} を指定する場合は、IOResult を使用して I/O エラーをチェックします。
関連項目