Vcl.Controls.THintWindow
Delphi
THintWindow = class(TCustomControl)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION THintWindow : public TCustomControl
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | Vcl.Controls.pas Vcl.Controls.hpp |
Vcl.Controls | Vcl.Controls |
説明
THintWindow は、コントロールの ShowHint プロパティが True に設定されている際、実行時にコントロール上に現れる、小さなポップアップ ウィンドウを実装します。
THintWindow クラスのオブジェクトを使用すると、ヘルプ ヒントのポップアップ ウィンドウを、アプリケーションから直接表示させることができます。 ShowHint プロパティが True に設定されているコントロールに対して自動的に現れる、このウィンドウをカスタマイズするには、THintWindow をオーバーライドします。 新しい派生型を作成するため THintWindow をオーバーライドした後、アプリケーションの起動時に、その新しい型を HintWindowClass グローバル変数に割り当てます。これにより、新しいヒント ウィンドウ型が、ヘルプ ヒントに使用されるようになります。
ヒント ウィンドウの BiDiMode は、常にヒント ウィンドウをアクティブにするコントロールの BiDiMode に設定されます。 モードが bdRightToLeft
の場合、ヒントはカーソルの左に沿って表示されます。