Vcl.DBCtrls.TDBMemo.AutoDisplay
Delphi
property AutoDisplay: Boolean read FAutoDisplay write SetAutoDisplay default True;
C++
__property bool AutoDisplay = {read=FAutoDisplay, write=SetAutoDisplay, default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.DBCtrls.pas Vcl.DBCtrls.hpp |
Vcl.DBCtrls | TDBMemo |
説明
データベースメモ内のメモまたはグラフィック BLOB の内容を自動表示するかどうかを決めます。
AutoDisplay プロパティが true の場合,コントロールは BLOB 項目が変更されたとき(新しいレコードに移動した場合など)に新しいデータを自動的に表示します。
AutoDisplay が false の場合,BLOB 項目が変化すると,コントロールは項目名だけを表示します。データを表示するには,そのコントロールをダブルクリックするか,コントロールを選択してから Enter を押します。
AutoDisplay の効果は表示だけの問題ではありません。TDBMemo によって表示されるデータは Text プロパティの値です。AutoDisplay が false の場合,データが変化すると,Text プロパティの値はその項目の名前に変わります。したがって,AutoDisplay が false の場合,アプリケーションでは,基になる項目の値を確認するために Text プロパティの値を使用するときに注意が必要です。
LoadMemo メソッドを呼び出すと Text が BLOB 項目の現在の値に更新されます。この変更によって画面上のコントロールの外観も変わります。
BLOB 項目の自動ロードに時間がかかりすぎる場合は,AutoDisplay プロパティの値を false にします。
メモ: AutoDisplay は BLOB 項目だけに適用されます。コントロールが別の型のテキスト項目に結び付けられている場合は AutoDisplay は何の効果もありません。