Vcl.Dialogs.TFindOption
Delphi
TFindOption = (frDown, frFindNext, frHideMatchCase, frHideWholeWord,
frHideUpDown, frMatchCase, frDisableMatchCase, frDisableUpDown,
frDisableWholeWord, frReplace, frReplaceAll, frWholeWord, frShowHelp);
C++
enum DECLSPEC_DENUM TFindOption : unsigned char { frDown, frFindNext, frHideMatchCase, frHideWholeWord, frHideUpDown, frMatchCase, frDisableMatchCase, frDisableUpDown, frDisableWholeWord, frReplace, frReplaceAll, frWholeWord, frShowHelp };
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
enum | public | Vcl.Dialogs.pas Vcl.Dialogs.hpp |
Vcl.Dialogs | Vcl.Dialogs |
説明
TFindOption 型および TFindOptions 型は,検索ダイアログに表示される各コントロールを決定します。
TFindOption 値は,TFindDialog インスタンスで使用可能なコントロールと,コントロールを初期化する方法を指定します。
TFindOptions は TFindOption 値のセットです。
次の表に,指定できる値を示します。
値 | 意味 |
---|---|
frDisableMatchCase |
検索ダイアログの[大文字と小文字を区別する]チェックボックスを無効(グレー表示)にする |
frDisableUpDown |
検索の方向を指定する[Up]ボタンおよび[Down]ボタンを無効(グレー表示)にする。検索ダイアログだけで使用する |
frDisableWholeWord |
検索ダイアログの[単語単位で探す]チェックボックスを無効(グレー表示)にする |
frDown |
ダイアログが開くときにデフォルトで[Down]ボタンを選択する。frDown フラグがオフの場合は,[Up]が選択される。デフォルトでは frDown はオン |
frFindNext |
このフラグはユーザーが[Find Next]ボタンをクリックするとオンになり,ダイアログが閉じるとオフになる |
frHideMatchCase |
ダイアログの[大文字と小文字を区別する]チェックボックスを削除する |
frHideWholeWord |
ダイアログの[単語単位で探す]チェックボックスを削除する |
frHideUpDown |
ダイアログの[Up]ボタンと[Down]ボタンを削除する |
frMatchCase |
このフラグはユーザーが[大文字と小文字を区別する]チェックボックスを選択するとオンになり,選択を解除するとオフになる。ダイアログが開くときにデフォルトでチェックボックスを選択するには,設計時に frMatchCase を設定する |
frReplace |
TReplaceDialog にのみ適用される。このフラグは,FindText 文字列の現在の一致(現在の一致のみ)を ReplaceText 文字列で置換することを示すためにシステムによって設定される。検索ルーチンでは使用しない |
frReplaceAll |
TReplaceDialog にのみ適用される。このフラグは,FindText 文字列と一致するすべての文字列を ReplaceText 文字列で置換することを示すためにシステムによって設定される |
frShowHelp |
[ヘルプ]ボタンがダイアログボックスに表示される |
frWholeWord |
このフラグは,ユーザーが[単語単位で探す]チェックボックスを選択するとオンになり,選択を解除するとオフになる。ダイアログが開くときにデフォルトでチェックボックスを選択するには,設計時に frWholeWord を設定する |