Vcl.Menus.NewItem
Delphi
function NewItem(const ACaption: string; AShortCut: TShortCut;
AChecked, AEnabled: Boolean; AOnClick: TNotifyEvent; hCtx: THelpContext;
const AName: string): TMenuItem;
C++
extern DELPHI_PACKAGE TMenuItem* __fastcall NewItem(const System::UnicodeString ACaption, System::Classes::TShortCut AShortCut, bool AChecked, bool AEnabled, System::Classes::TNotifyEvent AOnClick, System::Classes::THelpContext hCtx, const System::UnicodeString AName);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | Vcl.Menus.pas Vcl.Menus.hpp |
Vcl.Menus | Vcl.Menus |
説明
メニュー項目を作成して初期化します。
NewItem を呼び出すと、プログラムでメニューを組み立てる際に、メニュー項目を作成して初期化することができます。
ACaption パラメータには、メニュー項目として表示する文字列を指定します。
AShortCut パラメータには、関連付けられるショートカットがあればそれを指定します。
AChecked パラメータには、メニュー項目にチェック マークを付けるかどうかを示します。
AEnabled パラメータには、メニュー項目を有効にするかグレー表示にするかを指定します。
AOnClick パラメータには、ユーザーがメニュー項目をクリックしたときに実行されるイベント ハンドラを指定します。
hCtx パラメータには、メニュー項目のヘルプ コンテキスト ID を指定します。
AName パラメータには、メニュー項目の名前を指定します。この名前は、コード内でメニュー項目を参照するために利用できます。
NewItem から返されたメニュー項目は、対象となる親の Add メソッドを使ってメニューに追加することができます。メニュー全体を実行時に動的に作成する場合には、新しく作成したメニュー項目を配列に追加し、その配列を NewMenu、NewPopupMenu、NewSubMenu のいずれかの関数にパラメータとして渡すことができます。
警告: NewItem が返す項目にはオーナーが設定されていません。項目が不要になったときには、開発者が責任を持ってメモリを開放しなければなりません。TMenuItem の Delete メソッドや Remove メソッドでは、メモリは解放されません。