Vcl.RibbonActnCtrls.TRibbonComboControl.Destroy
Delphi
destructor Destroy; override;
C++
__fastcall virtual ~TRibbonComboControl();
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
destructor | public | Vcl.RibbonActnCtrls.pas Vcl.RibbonActnCtrls.hpp |
Vcl.RibbonActnCtrls | TRibbonComboControl |
説明
Destroy は,TCustomActionControl のインスタンスを破棄します。
Vcl.RibbonActnCtrls.TRibbonComboControl.Destroy は Vcl.ActnMan.TCustomActionControl.Destroy を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.ActnMan.TCustomActionControl.Destroy を参照しています。
Destroy は,TCustomActionControl のインスタンスを破棄します。
アプリケーションで直接 Destroy メソッドを呼び出さないでください。かわりに,Free メソッドを呼び出します。Free メソッドはグラフィックコントロール参照が nil でないことを確認してからのみ Destroy メソッドを呼び出します。
アプリケーションは,コンストラクタがコントロールのオーナーの割り当てなしで呼び出された場合には,コントロールを明示的に解放するだけにしてください。
コントロールが破棄されるとき,このメソッドは次の処理を行います。
TCanvas オブジェクトをその Canvas プロパティで解放します。
Destroy をオーバーライドすると,Create メソッドで割り当てられたメモリやリソースを解放できます。下位オブジェクトのコントロールタイプで Destroy メソッドを宣言するときには,常に宣言に override 指令を追加して,継承された Destroy メソッドを,再宣言されるメソッドの最後の文として呼び出します。
コントロールが作成されると,Delphi は自動的に,コンストラクタ呼び出しの例外処理を提供します。コンストラクタが例外を生成すると,デストラクタが呼び出されます。これは,デストラクタは部分的に構築されたインスタンスを破棄できなければならないことを内容します。デストラクタがメンバー変数を破棄する前にデータがゼロかどうかをチェックするようにしてください。