Data.DB.TField.IsValidChar

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Delphi

function IsValidChar(InputChar: Char): Boolean; virtual;

C++

virtual bool __fastcall IsValidChar(System::WideChar InputChar);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function public
Data.DB.pas
Data.DB.hpp
Data.DB TField

説明

項目に入力された特定の文字が有効であるかどうかを示します。

IsValidChar メソッドを呼び出すと,InputChar により指定された文字が項目の値のテキスト値で表示できるかどうかを判定できます。多くのデータベース対応コントロールは IsValidChar メソッドを使用して,ユーザーによって入力された文字が有効かどうかをチェックします。IsValidChar は InputChar を項目に表示できる場合は true を返します。IsValidChar は InputChar が項目型に対して有効でない文字の場合は false を返します。

項目オブジェクトで有効な文字は ValidChars プロパティで決まります。項目オブジェクトはデフォルトで,すべての文字を有効なものとして受け付けます。有効な文字セットに制限を加える各 DataType について,デフォルトで有効な文字を以下に示します。



DataType 有効な文字

ftSmallint

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-)

ftWord

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-)

ftAutoInc

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-)

ftInteger

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-)

ftLargeInt

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-)

ftCurrency

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-),文字 E (E または e),地域設定での小数点区切り文字

ftFloat

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-),文字 E (E または e),地域設定での小数点区切り文字

ftBCD

0 ~ 9 の数字,正符号(+)と負符号(-),地域設定での小数点区切り文字



メモ:  ftGraphic などのいくつかのデータ型に対しては,IsValidChar メソッドは,項目に対して有効でない文字がある場合でも,すべての文字に対して true を返します。IsValidChar では入力文字が大まかに検証されるだけです。より厳密に 1 文字ごとでの検証を行うには,編集マスクを使用します。また,項目の値はデータベースレコードに書き込まれるときに全体として検証されます。

関連項目