Data.Win.ADODB.TCustomADODataSet.OnRecordsetChangeComplete
Delphi
property OnRecordsetChangeComplete: TRecordsetErrorEvent read FOnRecordsetChangeComplete write FOnRecordsetChangeComplete;
C++
__property TRecordsetErrorEvent OnRecordsetChangeComplete = {read=FOnRecordsetChangeComplete, write=FOnRecordsetChangeComplete};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| event | published | Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp |
Data.Win.ADODB | TCustomADODataSet |
説明
レコードセットが変更された後に発生します。
OnRecordsetChangeComplete イベントハンドラを記述すると，データセットコンポーネントの Recordset オブジェクトが変更された後で特定のアクションを実行できます。
DataSet は，OnRecordsetChangeComplete イベントを発生させた ADO データセットコンポーネントです。このデータセットコンポーネントはまた，問題のレコードセットを保持しています。
Reason は，イベントを発生させた変更の種類を示します。TEventReason 型にはさまざまな定数が入りますが，OnRecordsetChangeComplete イベントの Reason の値は erAddNew，erDelete，erUpdate，erUndoUpdate，erUndoAddNew，erUndoDelete，および erFirstChange に限定されます。
Error は，ADO Error オブジェクトです。ADO Error オブジェクトの使い方の詳細は，Microsoft Data Access SDK を参照してください。Error パラメータは，このイベントを起動した処理の実行時にエラーが発生した場合にのみ設定されます。この場合，EventStatus パラメータには esErrorsOccured 値が入ります。
EventStatus 値（ADO EventStatusEnum）は，イベントを起動した処理の実行が成功したか失敗したかを示します。EventStatus は，イベントを発生させた処理がエラーなく実行された場合には esOK，その処理の実行中にエラーが発生した場合には esErrorsOccured，その処理が取り消された場合には esCancel になります。
メモ： : OnRecordsetChangeComplete イベントは純粋に Recordset オブジェクトイベントで，どの VCL データ変更イベントにも依存していません。