FMX.Objects.TImageWrapMode

親: FMX.Objects

Delphi

TImageWrapMode = (
Original,
Fit,
Stretch,
Tile,
Center,
Place
);

C++

enum class DECLSPEC_DENUM TImageWrapMode : unsigned char { Original, Fit, Stretch, Tile, Center, Place, iwOriginal _DEPRECATED_ATTRIBUTE3("Use TImageWrapMode.Original")  = 0, iwFit _DEPRECATED_ATTRIBUTE3("Use TImageWrapMode.Fit")  = 1, iwStretch _DEPRECATED_ATTRIBUTE3("Use TImageWrapMode.Stretch")  = 2, iwTile _DEPRECATED_ATTRIBUTE3("Use TImageWrapMode.Tile")  = 3, iwCenter _DEPRECATED_ATTRIBUTE3("Use TImageWrapMode.Center")  = 4 };

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
enum	public	FMX.Objects.pas FMX.Objects.hpp	FMX.Objects	FMX.Objects

説明

コントロールの外見のレンダリングに使用する画像のサイズ変更、複製、配置を行うかどうかと、それらの方法を指定します。

TImageWrapMode 型では以下の定数を定義しています。

定数	実例	意味
`Original`		画像を元のサイズで表示します。イメージは、コントロールの四角形の左上隅に配置されます。イメージがコントロールの四角形より大きい場合、そのコントロールの四角形に合わせられた、イメージの左上部分のみが表示されます。イメージはサイズ変更されません。
`Fit`		イメージを、コントロールの四角形に合わせて調整します。イメージの寸法のいずれかが、コントロールの四角形より大きい場合、イメージを（イメージの形状 - 幅と高さの間の比率 - を維持しつつ）コントロールの四角形の中にイメージ全体が入るよう、縮小します。つまり、サイズ変更されたイメージの幅がコントロールの四角形の幅と同じになるか、サイズ変更されたイメージの高さがコントロールの四角形の高さと同じになります。イメージ全体が表示されなければなりません。イメージは、コントロールの四角形の中央に表示されます。元のイメージがコントロールの四角形より小さい場合、イメージは、コントロールの四角形に合わせて拡大されます。イメージ全体が表示されなければなりません。イメージは、コントロールの四角形の中央に表示されます。
`Stretch`		コントロールの四角形全体に合わせて、イメージが拡大されます。
`Tile`		イメージをタイル状にし（複数並べ）、コントロールの四角形全体を覆います。イメージがコントロールの四角形より大きい場合、そのコントロールの四角形に合わせられた、イメージの左上部分のみが表示されます。イメージはサイズ変更されません。イメージ（元のサイズ）がコントロールの四角形より小さい場合、コントロールの四角形全体に合わせて、複数のイメージが、タイル状に並べられ（敷き詰められ）ます。イメージは、コントロールの四角形の左上隅からスタートして並べられていきます。
`Center`		イメージを、コントロールの四角形の中央に配置します。イメージは常に、基のサイズで表示されます（コントロールの四角形がイメージのサイズより大きいまたは小さいに関係なく）。
`Place`		イメージを、コントロールの四角形に合わせて調整します。イメージの寸法のいずれかが、コントロールの四角形より大きい場合、イメージを（イメージの形状 - 幅と高さの間の比率 - を維持しつつ）コントロールの四角形の中にイメージ全体が入るよう、縮小します。つまり、サイズ変更されたイメージの幅がコントロールの四角形の幅と同じになるか、サイズ変更されたイメージの高さがコントロールの四角形の高さと同じになります。イメージ全体が表示されなければなりません。イメージは、コントロールの四角形の中央に表示されます。元ものイメージがコントロールの四角形より小さい場合、イメージはサイズ変更されません。イメージは、コントロールの四角形の中央に表示されます。