System.Classes.TComponent.Loaded
Delphi
procedure Loaded; virtual;
C++
virtual void __fastcall Loaded(void);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
protected | System.Classes.pas System.Classes.hpp |
System.Classes | TComponent |
説明
フォーム ファイルがメモリに読み込まれた後にコンポーネントを初期化します。
この protected Loaded メソッドは呼び出さないでください。 ストリーミング システムは、このメソッドを、そのコンポーネントのフォームをストリームからロードした後に、呼び出します。
ストリーミング システムがフォーム ファイルからフォームまたはデータ モジュールをモードした際、まず、コンストラクタを呼び出してフォーム コンポーネントを構築し、その後、そのプロパティ値をフォーム ファイルから呼び出します。すべてのコンポーネントのプロパティ値をすべて読み込んだ後、ストリーミング システムは、各コンポーネントの Loaded メソッドを、コンポーネントが作成された順に呼び出します。これにより、コンポーネントには、他のコンポーネントの値や、自分自身の他の部分に依存して、データを初期化するチャンスが与えられます。
メモ: 兄弟コンポーネントへの参照はすべて、Loaded が呼び出された時点で解決されます。Loaded は、ストリームから読み込んだ後に、兄弟ポインタを使用できる最初の場所となります。
TComponent での実装のとおり、Loaded は、ComponentState プロパティの csLoading
フラグをクリアし、コンポーネントがロード中ではなくなったことを示します。
警告: Loaded は、継承フォーム上で何度も呼び出される場合があります。あるレベルの継承がストリーム読み込みされるたびに、呼び出されます。オーバーライドされた Loaded メソッドでは、その前の呼び出してすでにメモリが確保されていないかどうか確認なしに、メモリを確保してはいけません。