System.IInterface._AddRef
Delphi
function _AddRef: Integer; stdcall;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.pas | System | IInterface |
説明
このインターフェースの参照カウントをインクリメントします。
Delphi コンパイラは,このインターフェースへの各参照に対して __AddRef メソッドの呼び出しを自動的に生成します。ほとんどの実装では,__AddRef メソッドはインターフェースの参照カウントをインクリメントし,新しい参照カウントを返します。呼び出し側がインターフェースの処理を終えたら,コンパイラは _Release メソッドの呼び出しを生成します。そして,_Release メソッドが参照カウントをデクリメントします。参照カウントが 0 になると,オブジェクトは自動的に解放されます。
メモ: 実装オブジェクトは __AddRef メソッドおよび _Release メソッドを実装できるので,参照カウントを実行しません。このようなオブジェクトでは,参照カウントは 0 にならず,オブジェクトは自動的には解放されません。この場合は,アプリケーションでオブジェクトを解放する必要があります。