System.Variants.VarArrayLock
Delphi
function VarArrayLock(const A: Variant): Pointer;
C++
extern DELPHI_PACKAGE void * __fastcall VarArrayLock(const System::Variant &A);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.Variants.pas System.Variants.hpp |
System.Variants | System.Variants |
説明
バリアント配列をロックし,データへのポインタを返します。
VarArrayLock 関数は,指定されたバリアント配列をロックし,その配列に格納されているデータへのポインタを返します。ロックされているバリアント配列はサイズ変更できず,VarArrayRedim の呼び出しは失敗します。ロックしたバリアント配列は,後で VarArrayUnlock を使ってロックを解除しなければなりません。A で指定されたバリアントが配列ではない場合は EVariantInvalidArgError 例外が生成されます。
VarArrayLock で返されるポインタは,左端の次元が最初に大きくなる要素の配列を指します。つまり,返される配列ポインタの次元は,バリアント配列の次元から確保されます。
バリアント配列が適切な範囲と次元を備えていることを確認したら,VarArrayLock を使って配列データに直接アクセスし,処理効率を上げることができます。