Vcl.Buttons.TNavButton

Delphi

TNavButton = class(TSpeedButton)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TNavButton : public TSpeedButton

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
class	public	Vcl.Buttons.pas Vcl.Buttons.hpp	Vcl.Buttons	Vcl.Buttons

説明

TSpeedButton は、コマンドの実行やモードの設定に使用されるボタンです。

Vcl.Buttons.TNavButton は Vcl.Buttons.TSpeedButton を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Buttons.TSpeedButton を参照しています。

TSpeedButton は、コマンドの実行やモードの設定に使用されるボタンです。

TSpeedButton を使用すると、ボタンを、フォーム内のボタンのグループに追加することができます。TSpeedButton には、ボタンのさまざまな状態（選択、非選択、無効、など）を表すグラフィカルイメージを設定するために使用される、プロパティがあります。他のプロパティを使用すると、複数のイメージを指定したり、ボタン上でイメージおよびテキストを再調整することもできます。TSpeedButton にはまた、スピードボタンを 1 つのグループとして機能させることができるプロパティもあります。スピードボタンは概して、パネル内でグループ化され、特定のツールバーやツールパレットを構成します。

ユーザークリックへ応答するボタンを実装する際には、アクションリストにあるアクションを、Action プロパティの値に割り当てる方法が推奨されます。 Action プロパティを設定することにより、ボタンをアクションのクライアントにして、アクションが、そのボタンのプロパティが更新されたときや、ユーザーがボタンをクリックした際に応答処理するようにできます。

ユーザーがボタンをクリックしたときに応答するアクションを使用しない場合は、OnClick イベントハンドラを記述することでボタンの応答を指定できます。

ヒント： ボタンのエッジまだカバーする、クライアント配列のグラフィックを持つスピードボタンを作成するには、ボタンの上と左のエッジに 1 ピクセルのマージンを、下と右のエッジには 3 ピクセルのマージンを追加します。これは、Glyph プロパティで指定されたビットマップを、手動で編集して行います。