Vcl.DBCtrls.TDBEdit.TabOrder
Delphi
property TabOrder: TTabOrder read GetTabOrder write SetTabOrder default -1;
C++
__property TabOrder = {default=-1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.DBCtrls.pas Vcl.DBCtrls.hpp |
Vcl.DBCtrls | TDBEdit |
説明
コントロールが、親のタブ順において、どこに位置するかを示します。
Vcl.DBCtrls.TDBEdit.TabOrder は Vcl.Controls.TWinControl.TabOrder を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Controls.TWinControl.TabOrder を参照しています。
コントロールが、親のタブ順において、どこに位置するかを示します。
TabOrder は、ユーザーが〔Tab〕キーを押したときに、辿られる子ウィンドウ群の中での順番です。 TabOrder 値が 0 のコントロールは、そのフォームが最初に表示されたときにフォーカスが当たっているコントロールです。
最初のタブ順は、コントロールがフォームに追加された順になります。 最初にフォームに追加されたコントロールは、TabOrder 値が 0 に、次が 1、3 番目が 2 に...となります。 この動作は、TabOrder プロパティを変更することによって変えることができます。
各コントロールは、その親の内部で、一意のタブ順が付けられています。 あるコントロールの TabOrder プロパティ値を、別のコントロールの値を同じものに設定すると、それ以降のすべてのコントロールの TabOrder 値が変更されます。 たとえば、あるコントロールがタブ順 6 だったとしましょう。 そのコントロールの TabOrder プロパティ 値を 3 に変更すると(タブ順では 4 番目になる)、タブ順が元々 4 番目だったコントロールは 5 番目に、5 番目だったコントロールは 6 番目になります。
親コントロール内に収められているコントロール数より大きな値を TabOrder プロパティに指定した場合、そのコントロールはタブ順の末尾に移動されます。 この場合、コントロールは TabOrder プロパティに割り当てられた値ではなく、コントロールがタブ順の末尾になったと想定した数が指定されます。
メモ: TabOrder は、TabStop プロパティが True で、かつコントロールに親があるときにのみ、意味を持ちます。 (フォームの TabOrder プロパティは、フォームが別のフォームの子でない限り使用されません)。TabOrder が -1 のコントロールには親がないため、〔Tab〕キーを押してもそこに移動することができません。 タブ順から親が存在するコントロールを削除するには、その TabStop プロパティを False に設定します。