Vcl.Edge.TCustomEdgeBrowser.UserDataFolder
Delphi
property UserDataFolder: string read FUserDataFolder write FUserDataFolder;
C++
__property System::UnicodeString UserDataFolder = {read=FUserDataFolder, write=FUserDataFolder};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.Edge.pas Vcl.Edge.hpp |
Vcl.Edge | TCustomEdgeBrowser |
説明
Edge/WebView2 が例えば Cookie、アクセス許可、キャッシュされたリソースなどを保存する、ユーザー データ フォルダの場所を指定します。
プロパティ値には、% 記号で囲まれた環境変数を含めることができます(例:%LOCALAPPDATA%\MyEdgeCacheFolder)。
そうでない場合は、これをローカル アプリ データ フォルダのデフォルトの {your_exe_name}.WebView2 として設定します。たとえば、Project1.exe 内の TEdgeBrowser のデフォルトのユーザー データ フォルダは、%LOCALAPPDATA%\Project1.exe.WebView2 になります。
このプロパティを設定すると、次の基になる WebView2 コントロールの作成に影響します。 このコンポーネントが既に WebView2 コントロールを作成している場合、WebView2 コントロールが再度作成されない限り(ReinitializeWebView または ReinitializeWebViewWithNewBrowser によって)、このプロパティを設定しても効果はありません。
メモ: ユーザー データ フォルダを作成する必要があるプロセスで、フォルダ作成権限が使用できない場合、基になる WebView2 コントロールの作成が失敗する可能性があります。