FireDAC.Stan.Option.TFDFetchItem

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

TFDFetchItem = (fiBlobs, fiDetails, fiMeta);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TFDFetchItem : unsigned int { fiBlobs, fiDetails, fiMeta };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
FireDAC.Stan.Option.pas
FireDAC.Stan.Option.hpp
FireDAC.Stan.Option FireDAC.Stan.Option

説明

取得するデータおよびメタデータの種類を指定します。


名前 説明
fiBlobs これが含まれている場合は、BLOB フィールド値が、他のレコード フィールドと共に取得されます。含まれていない場合は、BLOB 値が実際に読み取られるまで、取得は先送りされます。なお、Items から fiBlobs を除外しても、SQL コマンドの SELECT リストは変更されません。DBMS が BLOB 値を値で受け渡す場合(たとえば Oracle LONG、MySQL、SQL Server、SQLite など)、それらの BLOB 値はネットワークを通じてクライアントに配信されますが、クライアント レコード キャッシュには格納されません。DBMS が BLOB 値を参照で転送する場合(たとえば Oracle CLOB/BLOB、Interbase、Firebird など)、それらの BLOB 値は配信および格納されません。
fiDetails これが含まれている場合は、ネストしたカーソル フィールドが、他のレコード フィールドと共に取得されます。含まれていない場合は、ネストしたカーソル値が実際に読み取られるまで、取得は先送りされます。
fiMeta これが含まれている場合は、コマンド メタデータが取得されます。含まれていない場合は、プログラマが自分でメタデータを入力する必要があります。メタデータの種類と取得されるタイミングは、以下のように、コマンドの種類によって異なります。
  • TFDCustomStoredProcTFDCustomCommand.CommandKind = ckStoredProc などの場合、メタデータはストアド プロシージャ パラメータの説明です。これは Prepare 呼び出しで取得されます。fiMetaItems に含まれていない場合は、プログラマが自分で、Params コレクションに値を入力する必要があります。
  • TFDCustomQueryTFDCustomCommand.CommandKind = ckSelect などの場合、メタデータは、テーブルの主キーを構成するベース テーブル列のセットです。これは、更新 SQL コマンドの自動生成に使用されます。メタデータは Open/Define 呼び出しで取得されます。fiMetaItems に含まれていない場合は、プログラマが次のいずれかを行い、主キー フィールドを指定する必要があります。
    • pfInKey を主キー フィールドの TField.ProviderFlags に含める。
    • UpdateOptions.KeyFields を主キー フィールド名のコンマ区切りリストに設定する。
    • 主キー列の TADDatSColumn.Options に coInKey を含める。

関連項目