System.ErrorProc

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Delphi

ErrorProc: procedure (ErrorCode: Byte; ErrorAddr: Pointer);     { Error handler procedure }

C++

extern DELPHI_PACKAGE void __fastcall (*ErrorProc)(Byte ErrorCode, void * ErrorAddr);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
variable public
System.pas
System.hpp
System System

説明

RTL の実行時エラーハンドラを指します。

Delphi では,ErrorProc 変数は実行時エラーハンドラを指すプロシージャ変数です。標準の ErrorProc プロシージャは,実行時エラーを通知してプログラムを終了します。

ErrorProc 変数は,主に以前のコードによって書かれたコードとの互換性を保つ目的で残されました。新しいアプリケーションでは,ErrorProc を使って別の実行時エラープロシージャを指定することはできません。これは,SysUtils がこの変数を使って実行時エラーを例外に変換するためです。

プログラムで SysUtils を使用している場合,ErrorProc は強制的にそれ自体のルーチンを実行し,実行時エラーを例外に変換します。ランタイムライブラリエラーが発生すると,ErrorProc 変数が呼び出されます。ErrorCode パラメータには実行時エラー番号が格納され,ErrorAddr パラメータには実行時エラーを発生させたマシンコードアドレスが格納されます。

関連項目