System.SysUtils.GetEnvironmentVariable
Delphi
function GetEnvironmentVariable(const Name: string): string;
C++
extern DELPHI_PACKAGE System::UnicodeString __fastcall GetEnvironmentVariable(const System::UnicodeString Name)/* overload */;
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | System.SysUtils.pas System.SysUtils.hpp |
System.SysUtils | System.SysUtils |
説明
環境変数値を取得します。
GetEnvironmentVariable を呼び出すと、現在のプロセスの環境変数(Name 引数に渡されたもの)の値を取得できます。
メモ:指定された環境変数 Name の大文字/小文字の区別は無視されます。
Microsoft Windows の標準的な環境変数を以下の表に定義します。
| 環境変数名 | 変数値の説明 |
|---|---|
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ALLUSERSPROFILE |
一般的なユーザー プロファイル。 |
|
APPDATA |
アプリケーション データ フォルダのパス。 |
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CLIENTNAME |
クライアント マシンの名前。 |
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COMMONPROGRAMFILES |
共通のプログラム ファイル フォルダのパス。 |
|
COMPUTERNAME |
コードを実行するコンピュータの名前。 |
|
COMSPEC |
cmd.exe プログラムのパス。 |
|
HOMEDRIVE |
現在のホーム ドライブ指定(たとえば 'C:' など)。 |
|
HOMEPATH |
現在のドキュメント格納場所のパス。 |
|
LOGONSERVER |
ユーザー ログイン認証用のドメイン コントローラを指定します。 |
|
NUMBER_OF_PROCESSORS |
現在のマシンに搭載されているプロセッサの数。 |
|
OS |
オペレーティング システムの基本名。Windows XP は Windows_NT と表記されることに注意。 |
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PATH |
現在のプログラム パス。 |
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PATHEXT |
実行可能ファイルの拡張子の種類。 |
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PROCESSOR_ARCHITECTURE |
CPU アーキテクチャのタイプ。たとえば、Intel Pentium プロセッサの場合は X86。 |
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PROCESSOR_IDENTIFIER |
現在のマシンの ID 番号。 |
|
PROCESSOR_LEVEL |
CPU アーキテクチャの詳細説明。 |
|
PROCESSOR_REVISION |
プロセッサのリビジョン レベル。 |
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PROGRAMFILES |
プログラム ファイル フォルダのパス。 |
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SESSIONNAME |
現在の OS セッションの名前。 |
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SYSTEMDRIVE |
OS の起動ドライブ。 |
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SYSTEMROOT |
システム ディレクトリを設定します。 |
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TEMP |
一時ファイル フォルダのパス。 |
|
TMP |
一時ファイルを格納するディレクトリ。 |
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USERDOMAIN |
現在のマシンのドメインを指定します。 |
|
USERNAME |
現在のユーザーの名前。 |
|
USERPROFILE |
現在のユーザーの情報が格納されているフォルダのパス。 |
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WINDIR |
Windows フォルダのパス。 |