Vcl.Controls.TControl.HostDockSite
Delphi
property HostDockSite: TWinControl read FHostDockSite write SetHostDockSite;
C++
__property TWinControl* HostDockSite = {read=FHostDockSite, write=SetHostDockSite};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.Controls.pas Vcl.Controls.hpp |
Vcl.Controls | TControl |
説明
コントロールのドッキング先となるコントロールを指定します。
HostDockSite プロパティを読み出すと,コントロールのドッキング先となるウィンドウコントロールへアクセスできます。コントロールがフローティングである場合,HostDockSite は FloatingDockSiteClass 型の一時的なコントロール,あるいは(フローティングドッキングサイトクラスがない場合)nil (Delphi) または NULL (C++) になります。
ほとんどのアプリケーションは,HostDockSite を設定するかわりに ManualDock メソッドを使用する必要があります。HostDockSite を設定すると,コントロールは自動的に以前のホスト(存在する場合)からドッキング解除され,指定したコントロールにドッキングされますが,コントロールの位置と配置は調整されず,標準のドッキングイベントは無視されます。
ドッキングクライアントの場合,HostDockSite の値は Parent の値と同じです。クライアントをドッキングしないコントロールの場合,Parent が保持しているコントロールを指定する一方で,HostDockSite は nil (Delphi) または NULL (C++) になります。