FMX.Objects.TRoundRect

Delphi
TRoundRect = class(TShape)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TRoundRect : public TShape
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Objects.pas FMX.Objects.hpp |
FMX.Objects | FMX.Objects |
説明
TRoundRect は、角が丸くなった 2 次元の四角形を定義します。 これは TControl を継承しており、コントロールを構築するためのスタイルで使用されます。
四角形のサイズと位置は、TRoundRect オブジェクトの境界を表す四角形で定義されます。TRoundRect オブジェクトの倍率 Scale を使用すると、ローカルの座標軸に沿って四角形の座標を比例的に拡大縮小することができます。これにより、四角形が移動し、形が変更されます。TRoundRect オブジェクトの回転軸 RotationCenter と回転角 RotationAngle を使用すると、四角形を回転することができます。
メモ:拡大縮小を行うと、倍率に応じてオブジェクトの形が拡大縮小されるだけでなく、輪郭の StrokeThickness もそれぞれの軸の倍率に応じて変わります。
Corners プロパティでは、四角形のどの角を丸くするかが定義されます。丸みの半径 Radius
は以下の式で定義されます。
Radius := Min(RectHeight(GetShapeRect),RectWidth(GetShapeRect)) / 2;
TRoundRect は、Paint メソッドを使用して、曲線を描画し、形状の背景を塗りつぶすことができます。
Paint は、TRoundRect オブジェクトの Stroke、StrokeThickness、StrokeCap、StrokeDash、StrokeJoin、Fill の各プロパティで定義される、色や不透明度などのプロパティを持つ、描画ペンやブラシを使用して、曲線を描画したり、背景を塗りつぶしたりすることができます。