FMX.Styles.Objects.TCustomStyleObject.OnDragOver
Delphi
property OnDragOver: TDragOverEvent read FOnDragOver write FOnDragOver;
C++
__property OnDragOver;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | published | FMX.Styles.Objects.pas FMX.Styles.Objects.hpp |
FMX.Styles.Objects | TCustomStyleObject |
説明
ドラッグされたオブジェクトが現在のコントロールの領域に入ったときに発生します。
FMX.Styles.Objects.TCustomStyleObject.OnDragOver は FMX.Controls.TControl.OnDragOver を継承しています。以下の内容はすべて FMX.Controls.TControl.OnDragOver を参照しています。
ドラッグされたオブジェクトが現在のコントロールの領域に入ったときに発生します。
OnDragOver は DragOver が呼び出されたときにも発生します。
OnDragOver のイベント ハンドラを書くと、ドラッグされたオブジェクトが現在のコントロールの領域に入ったときに何が起こるかを指定できます。
ほとんどのコントロールの場合、HitTest はデフォルトで True になっています。ただし、これは TLabel、TPathLabel、TMagnifierGlass には当てはまらず、これらのコントロールの場合、HitTest はデフォルトで False になっています。これらのコントロールでは、HitTest が True に設定されない限り、OnDragOver イベントを捕捉しません。
このイベントは、自分のイベント ハンドラに以下の引数を渡します。
Sender
は、この関数を呼び出したオブジェクトのポインタです。Data
は、ドラッグされたオブジェクトです。Point
は、コントロールのクライアント領域内でのマウス ポインタの現在位置です。Operation
は、オブジェクトの上に項目がドラッグされたときに実行されるアクションを指定する操作パラメータ(None、Move、Copy、Link のいずれか)です。None
はデフォルトです。アクションは発生せず、名前は表示されません。Move
- オブジェクトの上に項目がドラッグされたら、"移動" という単語が表示されます。Copy
- オブジェクトの上に項目がドラッグされたら、"コピー" という単語が表示されます。Link
- オブジェクトの上に項目がドラッグされたら、"リンク" という単語が表示されます。