System.SysUtils.SafeLoadLibrary
Delphi
function SafeLoadLibrary(const Filename: string; ErrorMode: UINT): HMODULE;
C++
extern DELPHI_PACKAGE NativeUInt __fastcall SafeLoadLibrary(const System::UnicodeString FileName, unsigned ErrorMode = (unsigned)(0x8000));
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.SysUtils.pas System.SysUtils.hpp |
System.SysUtils | System.SysUtils |
説明
安全かつシンプルな、ライブラリのロードを行う関数です。
SafeLoadLibrary は、Filename
パラメータで指定された、Windows の動的リンク ライブラリ(DLL)または MAC OS X の共有オブジェクト ファイルをロードします。 SafeLoadLibrary では、現在の FPU 制御ワードが保持され、精度マスクや例外マスクがライブラリ初期化コードで永久に上書きされることはありません。
メモ: Windows の場合、SafeLoadLibrary はシステムのエラー モードを一時的に
ErrorMode
値に設定します。 デフォルトのSEM_NOOPENFILEERRORBOX
の場合、エラー ダイアログが表示されなくなります。 SafeLoadLibrary が終了する前に、前のエラー モードに戻されます。 エラー モードの一覧については、SetErrorMode 関数(Microsoft ドキュメント内)を参照してください。 Mac OS X では、Dummy
パラメータは無視されます。
成功した場合、SafeLoadLibrary は、ロードされたモジュールへのハンドルを返します。そうでなければ、NULL を返します。