Vcl.ComCtrls.TCustomTreeView.Selected
Delphi
property Selected: TTreeNode read GetSelected write SetSelected;
C++
__property TTreeNode* Selected = {read=GetSelected, write=SetSelected};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.ComCtrls.pas Vcl.ComCtrls.hpp |
Vcl.ComCtrls | TCustomTreeView |
説明
ツリービュー内の選択されているノードを返します。
Selected プロパティを読み出すと,ツリービュー内の選択されているノードにアクセスできます。選択されたノードがない場合,Selected の値は nil (Delphi) または NULL (C++) になります。
Selected を設定すると,ツリービュー内のノードを選択できます。ノードが選択されると,ツリービューの OnChanging イベントと OnChange イベントが発生します。また,指定したノードが折りたたまれた親項目の子ノードである場合,親の子項目リストが展開して指定したノードが表示されます。この場合にも,ツリービューの OnExpanded および OnExpanding イベントが発生します。
RightClickSelect プロパティが true ならば,Selected の値は,最後にクリック(右マウスボタンでクリックされたとしても)されたツリービューのノードになります。これは,選択されたことを示すために強調表示になっているノードとは異なる場合があります。
MultiSelect プロパティが true で,MultiSelectStyle プロパティが msControlSelect を含んでいれば,Selected は,たとえノードの選択解除のためのクリックであったとしても最後にクリックされたノードを返します。MultiSelect が true のとき,現在の選択状況については Selections プロパティを参照してください。