Vcl.Controls.TWinControl.DisableAlign
Delphi
procedure DisableAlign; inline;
C++
void __fastcall DisableAlign(void);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | Vcl.Controls.pas Vcl.Controls.hpp |
Vcl.Controls | TWinControl |
説明
子コントロールの再位置揃えを無効にします。
DisableAlign メソッドを呼び出すと,子コントロールの再位置揃えを一時的に回避できます。フォームファイルからの読み出しやスケール変更など,コントロールの複数の操作を実行中には,すべての操作が終了するまで子コントロールの再位置揃えを抑制すれば処理速度が改善されます。EnableAlign メソッドは,通常の子の再位置揃えに戻します。
DisableAlign メソッドの各呼び出しに続いて,対応する EnableAlign メソッドの呼び出しが必要です。DisableAlign メソッドの呼び出し後に例外が生成された場合は,例外ブロックを使用して,対応する EnableAlign メソッドが必ず呼び出されるように保証します。
DisableAlign/EnableAlign の呼び出しシーケンスはネストできます。内部のカウンタがネストの深さを記録します。カウンタが正の値であれば,再位置揃えは無効となり,AlignDisabled プロパティは true を返します。カウンタがゼロに戻ると,再位置揃えは有効になり,AlignDisabled プロパティは false を返します。