API:Vcl.ComCtrls.TPageControl.ScrollOpposite
Delphi
property ScrollOpposite: Boolean read FScrollOpposite write SetScrollOpposite default 0;
C++
__property ScrollOpposite = {default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.ComCtrls.pas Vcl.ComCtrls.hpp |
Vcl.ComCtrls | TPageControl |
説明
複数行のタブコントロールでタブ行をスクロールする方法を決めます。
Vcl.ComCtrls.TPageControl.ScrollOpposite は Vcl.ComCtrls.TCustomTabControl.ScrollOpposite を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.ComCtrls.TCustomTabControl.ScrollOpposite を参照しています。
複数行のタブコントロールでタブ行をスクロールする方法を決めます。
ScrollOpposite を設定すると,複数行のタブコントロールでユーザーがほかの行のタブを選択したときに前のタブ行がどこに移動するかを指定できます。ScrollOpposite が true の場合,前のタブ行は TabPosition が tpTop ならばタブコントロールの最下部に移動し,TabPosition が tpBottom ならば最上部に移動します。ScrollOpposite が false の場合,前の行はほかのすべてのタブ行の背後に移動します。
たとえばタブ行が 3 行のタブコントロールで,ユーザーが 2 行めのタブを選択した場合に ScrollOpposite は 1 行めのタブ行がどこに移動するかを決めます。ScrollOpposite が true の場合,2 行めはタブコントロールの最上部で一番手前(最下部のタブ行)に表示され,その後ろ(1 行上のタブ行)には 3 行めのタブ行が表示されます。1 行めのタブ行はタブコントロールの最下部に移動します。ScrollOpposite が false の場合,1 行めは 2 行めに移動し,タブコントロールが 2 行めを手前(タブ領域の最下部)に,次に 1 行め(移動によって 2 行め)を,そして 3 行めを表示できるようにします。
メモ: ScrollOpposite を true に設定すると自動的に MultiLine プロパティが true に設定されます。