Data.SqlExpr.TSQLConnection.AutoClone
Delphi
property AutoClone: Boolean read FAutoClone write FAutoClone default True;
C++
__property bool AutoClone = {read=FAutoClone, write=FAutoClone, default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Data.SqlExpr.pas Data.SqlExpr.hpp |
Data.SqlExpr | TSQLConnection |
説明
データベース接続が必要な場合に SQL 接続が自動的にデータベース接続を複製するかどうかを指定します。
AutoClone は,データベースサーバーによって許可された文の数を超過したときに TSQLConnection コンポーネントが自動的にデータベース接続を複製するかどうかを指定します。デフォルトでは AutoClone は true です。つまり,ActiveStatements プロパティの値が MaxStmtsPerConn プロパティの値と同じときにさらに文を実行(別のデータセットを開いたり,Execute メソッドを呼び出したり)しようとすると,TSQLConnection によって 2 つめの(複製された)接続が開かれます。結果として開かれた接続は,追加の複製された接続にしては多くのリソースを消費するという点を除いて,文の数を制限しないサーバーへの接続と同じように動作します。
AutoClone プロパティを false に変更すると,アプリケーションが文の最大数を超過しようとしたときに TSQLConnection によるデータベース接続の複製を回避できます。AutoClone プロパティが false の場合は,MaxStmtsPerConn プロパティの値を超過しようとすると例外になります。
ヒント: AutoClone プロパティが false の場合は,ActiveStatements プロパティを使用して,サーバーで設定されている,文の数の制限を超過していないことを確認できます。制限を超過しそうな場合には,明示的に CloneConnection メソッドを呼び出して自分で接続を複製できます。