Datasnap.Win.SConnect.TStreamedConnection.InterceptName
Delphi
property InterceptName: string read FInterceptName write SetInterceptName;
C++
__property System::UnicodeString InterceptName = {read=FInterceptName, write=SetInterceptName};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | protected | Datasnap.Win.SConnect.pas Datasnap.Win.SConnect.hpp |
Datasnap.Win.SConnect | TStreamedConnection |
説明
インターフェース呼び出しをその送信前または戻り値の受信前に操作する COM オブジェクトの,ProgID を指定します。
InterceptName プロパティは,接続コンポーネントとアプリケーションサーバーの間で,メッセージを送信前および受信後に介入する COM オブジェクトのプログラマティック ID(ProgID)に設定します。
メモ: Delphi では,クラスファクトリとして TPacketInterceptFactory を使用していれば,このタスクを実行するように登録された任意の COM オブジェクトの ProgID を,設計時にオブジェクトインスペクタのドロップダウンリストから選択できます。
COM オブジェクトは,IDataIntercept インターフェースを実装している必要があります。IDataIntercept メソッドを使用すると,ソケット接続を使ってやり取りされるデータを操作できます。たとえば,アプリケーションではこれらのメソッドを使ってデータの暗号化と解読,または圧縮と展開を行うことができます。
ヒント: ProgID ではなく GUID を使ってメッセージの代行受信を行う COM オブジェクトを指定するには,かわりに InterceptGUID プロパティを使用します。
メモ: InterceptName を使用する場合,ソケット接続コンポーネントの InterceptName によって実行される変換を元に戻すには,サーバーが同じ COM オブジェクトを使用する必要があります。TSocketConnection に応答するサーバーでは,ScktSrvr.exe の Socket サーバーダイアログで,サーバーが使用する COM オブジェクトを設定できます。