FMX.Layouts.TCustomScrollBox.ScrollBy
Delphi
procedure ScrollBy(const Dx, Dy: Single);
C++
void __fastcall ScrollBy(const float Dx, const float Dy);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | FMX.Layouts.pas FMX.Layouts.hpp |
FMX.Layouts | TCustomScrollBox |
説明
指定された Dx
および Dy
オフセット(現在の位置からの相対オフセット)に従って、TScrollBox コントロール内の表示をスクロールします。
Dx
および Dy
パラメータは、TScrollBox コントロールに割り当てられる、水平および垂直のスクロール バーの値へのオフセットを指定します。
つまり、Dx
パラメータは(X 軸に沿った)水平方向の変化(ピクセル単位)で、Dy
パラメータは(Y 軸に沿った)垂直方向の変化(ピクセル単位)です。
ScrollBy により、TScrollBox コントロールにおいて、スクロール バーの水平および垂直の新しい値によって定義された新たな座標へ、ビューをスクロールさせることができます。これらの新しい値は、水平スクロール バーと垂直スクロール バーの現在の値をそれぞれ Dx
ピクセルと Dy
ピクセルだけ増やすことで得られます。 たとえば、Dx
が負の値の場合、ScrollBy はビューを左にスクロールし、Dx
が正の値の場合、ScrollBy を右にスクロールします。
ScrollBy スクロール ボックスが表示領域上にコンテンツを実際に持っており、かつ、スクロール バーがコンテンツをさらに表示させる必要がある場合にのみ、効果を発生させます。
関連項目
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.ViewportPosition
- FMX.InertialMovement.TAniCalculations.MouseWheel
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.Center
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.HScrollBarValue
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.VScrollBarValue
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.HScrollBar
- FMX.Layouts.TCustomScrollBox.VScrollBar
- FMX.StdCtrls.TScrollBar.Value
- FMX.Mobile.KeyboardTypes サンプル