FireDAC.Comp.Client.TFDCustomConnection.Temporary

• 親: TFDCustomConnection

Delphi

property Temporary: Boolean read FTemporary write FTemporary default False;

C++

__property bool Temporary = {read=FTemporary, write=FTemporary, default=0};

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
property	public	FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp	FireDAC.Comp.Client	TFDCustomConnection

説明

接続オブジェクトがその場（一時的）で作成され、自動的に管理されるか、アプリケーションにより明示的（恒久的）に作成、管理、解放されるかどうかを示します。

Temporary プロパティを使用して、接続オブジェクトがその場で作成され、自動的に管理される（True 値）か、アプリケーションにより明示的に恒久的なものが作成、管理、解放される（False 値）かどうかを決定します。

一時接続オブジェクトが作成されるのは、データセットまたはコマンドで、ConnectionName に既存の接続定義の名前が設定され、DBMS と通信するための実際の接続オブジェクトが必要になったときです。つまり、Prepare、Open、Execute、ExecSQL、ExecProc を呼び出したときです。

データセットやコマンドの準備が解除されると、一時接続オブジェクトは解放されます。Temporary を False に設定すると、後で再利用するため、一時接続オブジェクトをアプリケーションで保持できます。その後、不要になったときには、アプリケーションが責任を持って接続を閉じなければなりません。

例

 var
   oConn: TFDconnection;
 ...
 FDQuery1.ConnectionName := 'Access_Demo';
 FDQuery1.Open;
 ...
 oConn := FDManager.FindConnection('Access_Demo');
 // here oConn.Temporary = True. The oConn will be destroyed after disconnecting ADQuery1
 oConn.Temporary := False;
 ...
 FDQuery1.Disconnect;
 // here oConn is alive due to setting oConn.Temporary to False

関連項目

• FireDAC.Comp.Client.TFDCustomConnection.RefCount