FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.FetchRowSQL
Delphi
property FetchRowSQL: TStrings index 5 read GetSQL write SetSQL;
C++
__property System::Classes::TStrings* FetchRowSQL = {read=GetSQL, write=SetSQL, index=5};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp |
FireDAC.Comp.Client | TFDUpdateSQL |
説明
単一レコードを再度フェッチするために使用する、SQL 文を示します。
FetchRowSQL を SQL 文に設定すると、単一レコードをデータベースから再度フェッチする際に使用することができます。 データセットの元のフィールド値を送信するには、:OLD_<field name>
パラメータ名を使用します。 文は、さらにパラメータやマクロを使用することができます。 パラメータやマクロのコレクションへのアクセスを取得するには、Commands プロパティを使用します。
文がパラメータを使用するレコード フィールド値を返した場合、:NEW_<field name>
または :<field name>
パラメータ名を使用し、パラメータ型を ptInputOutput
または ptOutput
に設定します。 文が結果セットを生成する場合、そのフィールドはデータセット フィールドと同じ名前を持っていなければなりません。
UpdateOptions.RefreshMode が rmAll
の場合、FetchRowSQL コマンドは、新しいレコードまたは既存のレコードへの変更が、データベースへ送信された後、自動的に実行されます。 この場合、WHERE
句は :NEW.<field name>
パラメータ名を使用しなければなりません。
SELECT
文を設計時に作成するには、UpdateSQL エディタを使用します。 そのためには、TFDUpdateSQL コンポーネントをダブルクリックしてください。 また、ストアド プロシージャ呼び出しや、その他の SQL コマンドを使用して、レコードのフェッチを適用することもできます。
コマンド テキストにおいて、マクロや補助的なパラメータを使用する方法の詳細については、Commands プロパティを参照してください。
例
FDUpdateSQL1.FetchRowSQL := 'SELECT SHIPPERID, COMPANYNAME, PHONE FROM ADDEMO."Shippers" ' +
'WHERE SHIPPERID = :OLD_SHIPPERID';
関連項目
- FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.Commands
- FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.InsertSQL
- FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.ModifySQL
- FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.LockSQL
- FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.UnlockSQL
- FireDAC.Comp.Client.TFDUpdateSQL.DeleteSQL
- FireDAC.Stan.Option.TFDUpdateOptions.RefreshMode