IBX.IBCustomDataSet.TIBCustomDataSet.FetchAll
Delphi
procedure FetchAll;
C++
void __fastcall FetchAll();
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | IBX.IBCustomDataSet.pas IBX.IBCustomDataSet.hpp |
IBX.IBCustomDataSet | TIBCustomDataSet |
説明
現在のカーソル位置からデータベースの最後までのすべてのレコードを取り出して,ローカルに格納します。
FetchAll メソッドを呼び出すと,キャッシュアップデートを使用するときのネットワークトラフィックを減らすことができます。FetchAll は,CheckBrowseMode を呼び出して保留の変更を送り,現在のカーソル位置からファイルの末尾までのレコードをすべて取り出して,ローカルに格納します。通常,更新のキャッシュが有効な場合,トランザクションでは値を返すために必要なデータだけを取り出します。
メモ: FetchAll を使用することが常に適当であるとは限りません。たとえばアプリケーションが,同時に多数のクライアントによって使用されているデータベースにアクセスし,同一のレコードの更新の競合が頻繁に起こる場合,一度にすべてのレコードを取り出すことは必ずしも有効ではありません。取り出したレコードの一部がほかのアプリケーションによって変更されている可能性があるからです。ネットワークトラフィックを減らす利点とレコード競合を減らす必要性を常に比較検討してください。