Soap.InvokeRegistry.ISOAPHeaders

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

ISOAPHeaders = interface

C++

__interface  INTERFACE_UUID("{E240BE0C-256F-D611-96FA-00C04FA06B45}") ISOAPHeaders  : public System::IInterface

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
interface
class
public
Soap.InvokeRegistry.pas
Soap.InvokeRegistry.hpp
Soap.InvokeRegistry Soap.InvokeRegistry

説明

ISOAPHeaders は,SOAP を使ってコード化されたメッセージに付随するヘッダーにアクセスするためのインターフェースです。

ISOAPHeaders は,SOAP エンベロープのヘッダーにアクセスするためのインターフェースです。ISOAPHeaders は,送信メッセージと一緒に送信されるヘッダーを追加するメソッドおよび受信メッセージに含まれているヘッダーを取得するメソッドを定義します。

サーバーでは,呼び出し可能なインターフェースの実装クラスが,このインターフェースをサポートします。ISOAPHeaders インターフェースへの参照は,実装クラス(TInvokableClass の下位クラス)から取得できます。この後,このインターフェースを使用して,受信したリクエストに含まれていたヘッダーを取得したり,送信レスポンスメッセージにヘッダーを追加したりすることができます。実装クラスが TInvokableClass の下位クラスではない場合,このインターフェースへの参照は,グローバル関数 GetSOAPHeaders を使って取得できます。

クライアント側のヘッダーサポートのために,TRIO は ISOAPHeaders インターフェースを実装します。ただし,リモートのインターフェース化オブジェクトから直接 ISOAPHeaders インターフェースを取得することはできません。なぜなら,TRIO または TRIO の下位オブジェクトの 1 つからインターフェースを取得しようとすると,サーバーオブジェクトの呼び出し可能インターフェースを取得し,メモリ内仮想テーブルを生成しようとしていると想定されるからです。このため,リモートのインターフェースオブジェクトがサポートする呼び出し可能なインターフェースから ISOAPHeaders インターフェースにアクセスする必要があります。


関連項目