System.SysUtils.FileSeek
Delphi
function FileSeek(Handle: THandle; Offset, Origin: Integer): Integer;
function FileSeek(Handle: THandle; const Offset: Int64; Origin: Integer): Int64;
C++
extern DELPHI_PACKAGE int __fastcall FileSeek(NativeUInt Handle, int Offset, int Origin)/* overload */;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.SysUtils.pas System.SysUtils.hpp |
System.SysUtils | System.SysUtils |
説明
読み書きのポイントを移動します。
FileSeek を使用すると,FileOpen または FileCreate で開かれたファイル内で読み書きのポイントを移動できます。Handle は,FileOpen または FileCreate によって返されたファイルハンドルです。
Offset はファイルポインタを位置付ける Origin からのバイト数を指定します。Origin はファイルの始まり,ファイルの終わり,ファイルポインタの現在位置のいずれかを示す値のコードです。
Origin | アクション |
---|---|
0 |
ファイルポインタをファイルの始まりから Offset バイトの位置に設定する |
1 |
ファイルポインタを現在位置から Offset バイトの位置に設定する |
2 |
ファイルポインタをファイルの終わりから Offset バイトの位置に設定する |
正常終了すると,FileSeek はファイルポインタの新しい位置を返します。それ以外の場合は -1 を返します。
メモ: :ファイルハンドルを取り出したり返したりするルーチンと Delphi 言語のファイル変数(var F など)を使用するルーチンを混同しないでください。Delphi ファイル変数によって指定されるファイル内でファイルポインタを移動するには,かわりに Seek 手続きを使用します。