Vcl.AppEvnts.TCustomApplicationEvents.OnIdle
Delphi
property OnIdle: TIdleEvent read FOnIdle write FOnIdle;
C++
__property Vcl::Forms::TIdleEvent OnIdle = {read=FOnIdle, write=FOnIdle};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | protected | Vcl.AppEvnts.pas Vcl.AppEvnts.hpp |
Vcl.AppEvnts | TCustomApplicationEvents |
説明
アプリケーションがアイドル状態になったときに発生します。
OnIdle イベントハンドラを記述すると,アプリケーションがアイドル状態になったときに特殊な処理を実行できます。アプリケーションは,コードを処理していないときにアイドルになっています。たとえば,ユーザーからの入力を待っているときはアイドル状態です。
OnIdle は,アプリケーションがアイドル状態になったときに一度だけ呼び出されます。Done プロパティが false に設定されない限り再び呼び出されることはありません。Done を false に設定したアプリケーションでは,非常に多くの CPU 時間が消費されるため,システム全体のパフォーマンスに影響します。
メモ: CancelDispatch メソッドを OnIdle イベントハンドラから呼び出すと,アプリケーションがほかのアプリケーションイベントオブジェクトにイベントを転送しないようにできます。