Vcl.AxCtrls.GetOleFont
Delphi
procedure GetOleFont(Font: TFont; var OleFont: IFontDisp);
C++
extern DELPHI_PACKAGE void __fastcall GetOleFont(Vcl::Graphics::TFont* Font, _di_IFontDisp &OleFont);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | Vcl.AxCtrls.pas Vcl.AxCtrls.hpp |
Vcl.AxCtrls | Vcl.AxCtrls |
説明
ネイティブの TFont に直接マップされる OLE フォントオブジェクトを作成します。
OLE の規則では,フォントのプロパティを保持するオートメーションオブジェクトとしてフォントを実装します。このルーチンは TFont のプロパティを OLE フォントオブジェクトにマップするアダプタオブジェクトを作成し,それによって OLE クライアントが VCL コントロールのフォントプロパティにアクセスすることが可能になります。この関数は,VCL オブジェクトから TFont 値を取り出し,それを OLE フォントとして返すメソッドを実装する場合に呼び出します。
Font パラメータはネイティブの TFont を指すポインタです。VCL コントロールの Font プロパティを指定できます。OLE フォントは OleFont パラメータで返されます。結果の OLE フォントオブジェクトはネイティブの VCL フォントと直接に連携しているので,OLE フォントのプロパティを変更すると TFont のプロパティも変更され,またその逆もあります。