Vcl.Controls.TGestureEventInfo

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

  TGestureEventInfo = record
    GestureID: TGestureID;
    Location: TPoint;
    Flags: TInteractiveGestureFlags;
    Angle: Double;
    InertiaVector: TSmallPoint;
    case Integer of
      0: (Distance: Integer);
      1: (TapLocation: TSmallPoint);
  end;

C++

struct DECLSPEC_DRECORD TGestureEventInfo
{
public:
    TGestureID GestureID;
    System::Types::TPoint Location;
    TInteractiveGestureFlags Flags;
    double Angle;
    System::Types::TSmallPoint InertiaVector;
public:
    union
    {
        struct
        {
            System::Types::TSmallPoint TapLocation;
        };
        struct
        {
            int Distance;
        };
    };
};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
record
struct
public
Vcl.Controls.pas
Vcl.Controls.hpp
Vcl.Controls Vcl.Controls


説明

ジェスチャ イベントを記述します。

TGestureEventInfo は、ジェスチャ イベントに関する情報を含むレコードです。 TGestureEventInfo は、常にジェスチャ イベントに関連付けられます。 TGestureEvent 型は、ユーザー コードに TGestureEventInfo レコードを渡します。


次の表に、TGestureEventInfo レコードを構成するフィールドを示します。

フィールド 説明

GestureID

生成されたジェスチャの ID。 ID は、ジェスチャを一意に識別する整数値です。

Location

コントロール上での現在の位置。 Location には、直前の既知のポイントの X 座標と Y 座標が含まれます。

Flags

対話型ジェスチャの状態を表す、一連の TInteractiveGestureFlag オプション。 Flags は、ジェスチャが対話型である場合にのみ有効です。

Angle

指またはジェスチャ デバイスが画面座標に対して移動した角度。

Distance

Location で指定された現在の位置と、前の位置の間の距離(単位:ピクセル)。

InertiaVector

X と Y の組み合わせで指定される慣性速度。 X の値がプラスの場合は、画面の右方向への慣性を表し、マイナスの場合は、左方向への慣性を表します。 Y の値がプラスの場合は、画面の下方向への慣性を表し、マイナスの場合は、上方向への慣性を表します。 InertiaVector は、イベントが対話型である場合にのみ有効です。

TapLocation

"タップ" および "プレス アンド タップ" ジェスチャの座標を指定します。


関連項目

コード サンプル