Vcl.Imaging.jpeg.TJPEGImage

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Vcl.Graphics.TGraphicSystem.Classes.TInterfacedPersistentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTJPEGImage

Delphi

TJPEGImage = class(TGraphic)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TJPEGImage : public Vcl::Graphics::TGraphic

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
Vcl.Imaging.jpeg.pas
Vcl.Imaging.jpeg.hpp
Vcl.Imaging.jpeg Vcl.Imaging.jpeg


説明

TJPEGImage は、jpeg グラフィックをカプセル化します。

TJPEGImage を使用すると、jpeg 圧縮イメージ データを、読み書きすることができます。TJPEGImage は、コンピュータ システム上で使用するための、自然画像のデジタル圧縮および解凍を処理します。TJPEGData のインスタンスからデータを使用しますが、これには、実際の jpeg データ ソースが格納されており、変更することはできません。各 jpeg イメージ オブジェクトは、Assign メソッドを使用してコピーを作成することにより、その TJPEGData オブジェクトを、jpeg イメージの他のインスタンスと共有することができます。jpeg データソースは、そこにリンク付けされている jpeg イメージ オブジェクトの参照カウントを処理します。

TJPEGImage は、jpeg イメージの表す、内部ビットマップを持っています。この内部イメージおよび、jpeg イメージの元のソースは、読み取り専用です。TJPEGImage には、各インスタンスが、色の変換、圧縮、回答、パフォーマンス、などをどのように処理するかを決める、プロパティがあります。

以下は、このオブジェクトの特性です。TJPEGImage オブジェクトは:

キャンバスを持たない(このため、キャンバス上に描画できない)。しかしながら、TJPEGImage は、TGraphic で購入されている protected Draw メソッドを実装しているため、自分自身を別のオブジェクトのキャンバス上に描画することはできます。

jpeg イメージに対して作成する内部ビットマップ イメージにはアクセスできない。

TJPEGData オブジェクトを介して、参照のカウントと、ハンドルの共有を行う。これにより、複数のインスタンスが、同じ TJPEGData イメージを参照することができます。TJPEGData は、jpeg データソースへのファイル ハンドルの実際の所有者。

関連項目

コード サンプル