Vcl.StdCtrls.TCustomEdit.KeyDown
Delphi
procedure KeyDown(var Key: Word; Shift: TShiftState); override;
C++
DYNAMIC void __fastcall KeyDown(System::Word &Key, System::Classes::TShiftState Shift);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
procedure function |
protected | Vcl.StdCtrls.pas Vcl.StdCtrls.hpp |
Vcl.StdCtrls | TCustomEdit |
説明
キーが押されたときに発生するイベントに応答します。
Vcl.StdCtrls.TCustomEdit.KeyDown は Vcl.Controls.TWinControl.KeyDown を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Controls.TWinControl.KeyDown を参照しています。
キーが押されたときに発生するイベントに応答します。
ウィンドウ コントロールが Windows からキーダウン メッセージ（WM_KEYDOWN）を受信したとき、そのメッセージ ハンドラは DoKeyDown メソッドを呼び出します。DoKeyDown は、コントロールで実際にその文字を処理しなければならないと判断した場合、Key パラメータと Shift パラメータにそれぞれキー コードと Shift キーの状態を渡して、KeyDown を呼び出します。
KeyDown は、OnKeyDown イベントに割り当てられた任意のイベント ハンドラを呼び出します。KeyDown をオーバーライドすると、イベント ハンドラの呼び出しに加えて、それ以外の応答も行うことができます。
Key パラメータは、キーボード上のキーを示します。英数字以外のキーについては、WinAPI の仮想キー コードを使用して、押されたキーを判別する必要があります。詳細については、『Win32 Developer's Reference』（WIN32.HLP）で仮想キー コードを検索してください。
Shift パラメータは、Shift キー、Alt キー、Ctrl キーがキー入力と組み合わされているかどうかを示します。
KeyDown イベント ハンドラかそこで呼び出される OnKeyDown イベント ハンドラでは、Key パラメータをゼロに設定することで、キーをそれ以上処理しないようにすることができます。