API:Vcl.Controls.TBalloonHint

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Vcl.Controls.TCustomHintSystem.Classes.TComponentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTBalloonHint

Delphi

TBalloonHint = class(TCustomHint)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TBalloonHint : public TCustomHint

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
Vcl.Controls.pas
Vcl.Controls.hpp
Vcl.Controls Vcl.Controls

説明

コントロールに追加されるカスタム ヒント コンポーネント。

Vcl.Controls.TBalloonHint は Vcl.Controls.TCustomHint を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Controls.TCustomHint を参照しています。

コントロールに追加されるカスタム ヒント コンポーネント。

コントロールのヒントの外観を指定するために、TCustomHint コンポーネントをコントロールに関連付けることができます。 ヒントのテキストは、コントロール自体のプロパティで、TCustomHint のプロパティではありません。

ヒントは、Vista、Windows 7、または最新の Windows オペレーティング システム上のテーマ スタイル、XP(テーマが有効)上の Vista スタイル、または XP(テーマが無効)上の XP スタイルで提供されます。

ヒントは、バックグラウンド タスクとして処理されるため、ヒントが描画されている間、アプリケーションが一時停止することはありません。 ヒントに関連付けられた画像は、Images プロパティの TImageList で指定します。 マウスがコントロール上を通過してからヒントが表示されるまでの時間を設定することもできます(Delay を使用)。また、マウスがコントロール上に置かれているときに、ヒントが表示されている時間を設定することもできます(HideAfter を使用)。Style プロパティによって、さまざまな形のヒントを構成できます。

コントロールのカスタム ヒントは、CustomHint プロパティに保存されます。 また、コントロールには ParentCustomHint プロパティがあります。ParentCustomHintTrue で、親がカスタム ヒントを使用している場合は、ParentShowHint プロパティが True であれば、このコントロールは親のヒントを使用します。 1 つの TCustomHint インスタンスを複数のコントロールで使用することもできます。

関連項目