Data.Win.ADODB.TCustomADODataSet.CommandText
Delphi
property CommandText: WideString read GetCommandText write SetCommandText;
C++
__property System::WideString CommandText = {read=GetCommandText, write=SetCommandText};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | protected | Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp |
Data.Win.ADODB | TCustomADODataSet |
説明
実行するコマンドを指定します。
CommandText プロパティを使用すると,ADO コマンドコンポーネントを使って実行するコマンドを指定できます。CommandText は,SQL 文,テーブル名,または実行するストアドプロシージャの名前といったコマンドのテキスト表現です。CommandText で指定したコマンドは,データセットの Open メソッドが呼び出されたときに実行されます。
SQL 文やストアドプロシージャの場合など,コマンドにパラメータが含まれているときは,データセットの Parameters プロパティを介してパラメータにアクセスします。
with ADODataSet1 do begin
CommandType := cmdText;
CommandText := 'SELECT * FROM CustomerTable';
Open;
end;
ADODataSet1->CommandType = cmdText;
ADODataSet1->CommandText = "SELECT * FROM CustomerTable";
ADODataSet1->Open();
メモ: ADO データセットコンポーネントは一般にレコードセットを扱うために使用するので,CommandText プロパティの内容はたいてい結果セットを返すものになります。アクションを実行するだけで結果的にレコードセットを作成しないコマンドでは,TADOCommand コンポーネントを使用します。