FMX.Controls.TStyleBook
Delphi
TStyleBook = class(TFmxObject)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TStyleBook : public Fmx::Types::TFmxObject
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Controls.pas FMX.Controls.hpp |
FMX.Controls | FMX.Controls |
説明
TStyleBook は、フォームのスタイルのコレクションを保有します。
TStyleBook コンポーネントを作成および使用するには、2 つの方法があります:
- TStyleBook コンポーネントを、ツール パレットからフォーム デザイナへドロップし、新しい TStyleBook コンポーネントを、フォームの StyleBook プロパティの値にします。これは、デスクトップ アプリケーションとモバイル アプリケーションでのみ使用できます。
- FireMonkey デスクトップ フォーム上のコントロールを右クリックし、[デフォルト スタイルの編集...]または[カスタム スタイルの編集...]を選択。 これにより、TStyleBook コンポーネントが自動的に作成され、フォームの StyleBook に設定され、スタイル デザイナが開きます。
TStyleBook では、スタイル定義がテキストとして Resource プロパティに格納されており、.style ファイルから読み込むことができます。
フォーム上の TStyleBook コンポーネントをダブルクリックすることにより、スタイル デザイナを開くことができます。
TStyleBook とフォームの継承
- すべての下位フォームのスタイルをベース フォームと同じにする場合は、ベース フォームに TStyleBook を配置します。
- 下位フォームを異なるスタイルにする場合は、それらの下位フォームに別個の TStyleBook を配置します。
- メモ: 設計時では、現在のプロジェクト グループのフォームにあるコントロールの StyleLookup プロパティを使用して、現在のプロジェクト グループで使用される TStyleBook コンポーネントで定義されているカスタム スタイルにアクセスすることができます。つまり、たとえフォームに特定の TStyleBook コンポーネントがなくても、このフォームからのコントロールは、この TStyleBook コンポーネントで定義されたカスタム スタイルを使用することができることを意味します(この TStyleBook コンポーネントが、現在のプロジェクト グループのフォームで使用されていれば)。実行時では、現在のプロジェクトのスタイルのみにアクセスでき、かつ、それはそれらのスタイルを保有する TStyleBook の所有者ががすでに作成されている場合にのみに限定されます。