FMX.ExtCtrls.TDropTarget.Filter

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Delphi

property Filter: string read FFilter write FFilter;

C++

__property System::UnicodeString Filter = {read=FFilter, write=FFilter};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
FMX.ExtCtrls.pas
FMX.ExtCtrls.hpp
FMX.ExtCtrls TDropTarget


説明

ファイル名フィルタの文字列を表します。

Filter は、ドラッグされているオブジェクトが、TDropTarget コントロールによって許容されるかどうかを判断するために使用される、ファイル名フィルタのリストを表します。FilterIndex プロパティの値によって示されるフィルタが、ドラッグされているオブジェクトのファイル名の少なくとも 1 つに一致した場合にのみ、ドラッグされているオブジェクトは許容されます。Filter の値が空文字列だった場合、何も許容されません。すべてのタイプのドロップされたオブジェクトを許容するには、Filter プロパティに空文字列を設定し、次の行を OnDragOver イベント ハンドラに追加します:

 Accept:=true;

Filter が正しく動作するようにするには、割り当てる文字列が、TOpenDialog コントロールの Filter と同じ形式でなければなりません。形式は次の通りです:

'<1番目のフィルタ名>|<1番目のフィルタ値>|<2番目のフィルタ名>|<2番目のフィルタ値>|...|<n番目のフィルタ名>|<n番目のフィルタ値>'

たとえば、次のコード サンプルでは、テキストおよび実行可能ファイルに対するフィルタを追加しています:

 DropTarget1.Filter := 'アプリケーション (*.exe)|*.EXE|テキスト ファイル (*.txt)|*.TXT';

関連項目