FMX.Objects.TSelection
Delphi
TSelection = class(TControl)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TSelection : public Fmx::Controls::TControl
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Objects.pas FMX.Objects.hpp |
FMX.Objects | FMX.Objects |
説明
TSelection は、移動やサイズ変更が可能な 2 次元矩形オブジェクトを定義します。TControl を継承しており、コントロールを作成するためにスタイルで使用できます。
TSelection オブジェクトの倍率 Scale を使用すると、選択オブジェクトの矩形の座標をローカルの座標軸に従って比例的に変更できます。拡大/縮小時には、選択矩形が移動され、そのサイズが変更されます。選択オブジェクトの回転軸 RotationCenter と回転角 RotationAngle を使用して、選択矩形のサイズや位置を変更することもできます。
Paint メソッドでは、TSelection の画像をレンダリングします。Paint では、コントロールが有効かどうか、ゾーンがホット(カーソルが上にある)かどうかなどの条件に応じて、選択輪郭を描画する描画ペンと背景を塗りつぶすブラシの特性を内部的に定義します。
TSelection 矩形のサイズを変更するには、4 つのグリップ コントロールを使用できます。グリップ コントロールは、マウス ポインタを上に置いたときに、選択矩形の角に小さい円として表示されます。