FireDAC.Comp.Client.TFDAdaptedDataSet.NextRecordSet
Delphi
procedure NextRecordSet;
C++
void __fastcall NextRecordSet(void);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
procedure function |
public | FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp |
FireDAC.Comp.Client | TFDAdaptedDataSet |
説明
SQL コマンドで返される、次のカーソルに移動します。
NextRecordSet メソッドは現在のカーソルを閉じ、次のアクセス可能なカーソルに移動し、データセットを開きます。アクセス可能なカーソルがない場合には、この呼び出し後にデータセットが閉じられます。詳細は、「コマンド バッチ」を参照してください。
Close メソッドは現在のカーソルを閉じます。CloseAll メソッドの呼び出しは、すべての関連カーソルを破棄します。したがって、すべてのカーソルを取得するには、データセットを開く前に、FetchOptions.AutoClose を False に設定する必要があります。
FireDAC では、REF CURSOR コマンド（Oracle および PostgreSQL）は、カーソルに対するコマンドで、NextRecordSet の呼び出しは、次の REF CURSOR パラメータを選択します。SQL Server、Sybase SQL Anywhere、MySQL などでは、NextRecordSet の呼び出しは、バッチ、ストアド プロシージャ、または他の方式で生成された、次の結果セットを選択します。
設計時では、コンポーネントを右クリックして、表示されるポップアップ メニューで［次のレコード セット］を選択して、データセットを次のカーソルに移動できます。詳細は、「コマンドの実行」を参照してください。
例
ADQuery1.FetchOptions.AutoClose := False;
ADQuery1.SQL.Text := 'select 1 as i; select ''qwe'' as s';
ADQuery1.Open;
ShowMessage(ADQuery1.Fields[0].FieldName + ' ' + ADQuery1.Fields[0].AsString); // output "i 1"
ADQuery1.NextRecordSet;
ShowMessage(ADQuery1.Fields[0].FieldName + ' ' + ADQuery1.Fields[0].AsString); // output "s qwe"
ADQuery1.Close;